父親が親権を獲得するためのポイント
子どもがいる夫婦が離婚する場合、親権者を定めなければいけません。もっとも、ほとんどの場合、母親が親権者となっています。父親が親権を取るためには以下のポイントが重要になります。まず、これまでどれだけ育児に関わってきたかということです。学校行事に積極的に参加していたか、家事も行っていたかなどの点が重要です。また、現在別居中であっても、面会交流への積極的な姿勢は良く評価されます。ほかにも、離婚後に子育てに十分な時間が取れることや、子どもの生活環境を維持できるかなどがポイントです。親が離婚することは、子どもにとって大きな影響を与えます。そのため、周囲のサポートが得られるかも大事です。
また、母親が育児放棄をしていたり、子どもが父親と暮らすことを望んでいたりすると、父親が親権争いで有利になります。当事者間の話し合いでまとまらない場合は、離婚調停の申立てを行います。そこで家庭裁判所が、審判により親権者を指定することもあります。最終手段は訴訟によって親権者を定めることになります。
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