外国人 不法残留
- 外国人雇用とは
少子高齢化に伴う深刻な労働力不足に加えて、ビジネスが急速にグローバル化を遂げたことにより、新たな労働力を担う「外国人労働者」の存在が注目されるようになりました。それに伴い、「労働力不足を解消するため、外国人を新たに雇用したい」とお考えの経営者の方は、年々増加の一途を辿っています。一方で、今までに外国人を雇用したこ...
- 在留資格の基礎知識と取得方法
「在留資格の取得」とは,「我が国に在留することとなる外国人が,その事由が生じた日から引き続き60日を超えて我が国に在留しようとする場合に必要とされる在留の許可」を指す言葉です。外国人を日本で雇用する場合には、在留資格の確認が不可欠であり、場合によっては在留資格の取得、変更が必要となります。以下にて、外国人の在留資...
- 在留特別許可とは
「在留特別許可」とは、日本に不法滞在・不法在留中の外国人に対し、法務大臣の裁量によって特別に在留資格を与えるという制度を指す言葉です。 外国人が入国資格を得て日本に滞在していた場合でも、不法滞在・不法在留になってしまうケースがあります。例えば、在留資格を取り消された場合や、不法労働を助長する行為をした場合、在留資...
- 外国人の採用・内定、受け入れに必要な準備
雇用の条件に合う外国人が見つかった場合、採用・内定に向けての準備をすることになります。しかし、ここでも注意しなければならない点が複数存在しています。 まず、採用に向けて行うべきことは「面接」です。言語に配慮しつつ、双方の要望をすり合わせましょう。そして、面接において重要な点は、「雇用条件を明確にしておくこと」です...
- 外国人雇用と労務管理
外国人労働者を雇用する際、上記の労務管理で注意しなければならない点は、主に2点あります。1点目は、「言語に配慮すること」です。外国人労働者の中には、日本語をうまく活用することができない方の他にも、「日本語で日常会話をする際はほとんど問題がないが、漢字やひらがなを読むことはできない」という方がいます。そのような方に...
- 外国人雇用に関する悩みを弁護士に相談するメリット
外国人を雇用する際、注意しなければならない点が山積しているという事実を、これまでご説明させていただきました。このようにハードルが高い外国人雇用であっても、負担感を覚えることなく採用に臨んでいただくためには、弁護士にご相談いただくことが解決の近道だと言えます。以下にて、その理由をご説明いたします。 1.弁護士は法律...
- 就労ビザの基礎知識
外国人が、日本に滞在し、活動を行うためには、入国時に、入国審査官から上陸許可と同時に、在留目的に合致した在留資格の決定を受けることが求められます。この在留資格のうち、在留中に日本国内で就労することを許可するものが、いわゆる「就労ビザ」です。ただし、ここでいう「就労ビザ」とは、あくまでも俗称であって法律上の査証=ビ...
- 強制送還(退去強制)とは
つまり外国人の方は、失業した場合、3ヶ月以内に在留資格に対応した職種に再就職できないと、在留資格が取り消され、退去強制(強制送還)の対象となります。したがって、外国人を対象とする解雇や退職勧奨は、本人の強制送還に直結し、日本人以上に重大な問題となります。⬛️退去強制手続入国警備官が違法調査を行い、退去強制事由に該...
- オーバーステイをするとどうなるか
日本で生活する外国人は、在留資格を取得したうえで、その資格の目的の範囲内(出入国管理及び難民認定法(以下「法」)19条)で活動を行います。この在留資格には有効期限があり、在留資格の更新をしないまま期限が満了し、日本に滞在していることを、オーバーステイ(不法滞在)といいます。 オーバーステイのような退去強制事由(入...