弁護士にリーガルチェックを依頼する重要性
リーガルチェックとは、「売買契約書」や「工事請負契約書」等の契約書の内容を、法律の専門家である弁護士等が確認することをいいます。
弁護士に依頼することによって、契約締結までに多少の時間がかかってしまうことや、報酬の費用がかかってしまう等のデメリットはあります。
しかし、リーガルチェックをしていないときには、契約書の中に曖昧な表現や解釈が一致しない文言が用いられているような場合において、契約の相手方と後々トラブルになり、訴訟となる可能性が考えられます。リーガルチェックでは、そのような文章上の欠陥を指摘し、契約書の中身を明確に書き換え、契約上のトラブルをあらかじめ予防することができます。
また、リーガルチェックは、弁護士等が契約書の細部まで確認するため、依頼者にとって不利な契約や文言があった際には、弁護士がそれらの表現を訂正することができます。
さらには、リーガルチェックを経たということで文書の権威が高まり、契約書に力を付与できることも大きなメリットです。
以上より、事業譲渡(会社法467条以下)や多額の資金を扱う売買契約(民法555条)のように会社にとって重要な契約である際にはもちろんのこと、通常時の契約の際にもリーガルチェックを依頼することによってリスクヘッジを図ることが重要だと考えられています。
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